2017年4月21日金曜日

『二宮佐和子さんの刺繍ワークショップ』in 淡路島・洲本

3/25(土)、26(日)に淡路島洲本で行なった
『二宮佐和子さんの刺繍ワークショップ』の様子です。


淡路島、洲本には「しばえもん」として愛され続ける、
お芝居の大好きなたぬきがお祀りされています。
4/29(土・祝)に洲本八幡神社で行われるお祭りでは、
たぬきの山車をみんなで曳き歩きます。
その、たぬき山車に巻き付けるだんじり幕を、
みんなで作ろう!というワークショップを開催しました。
モチーフは、さまざまな洲本名物。


たこ、はも、鰆、ちりめんじゃこ
ロケット焼き、ぴんす焼き、オレンジスティック、鳴門オレンジ、
地酒、アイラブネ、松、洲本城、レンガ館、
たまねぎ、たぬき、
それぞれを、A3大の布に配置したものを、
赤、オレンジ、黄色、ピンクの布へ4つデザインしました。
それらを1枚ずつ刺繍していき、
仕上がった刺繍の布を全てつなげて、4m近いだんじり幕をつくります。
こちらのだんじりに、巻き付ける幕です。






ワークショップ当日は、
地元洲本の人たち、神戸からの人たち、
小学生からご年配のかた、男性女性と、いろんな人が参加してくれました。












針を持つのも初めての人から、ベテランの人まで、
みんな、もくもくと、時におしゃべりをしながら、教え合いながら、
おかしをつまんだり、お茶したり、
立ったり座ったりしながら、刺繍を進めていきます。



















刺繍は針と糸があれば、どこでもできるので、
夢中になった男の子は、「青空刺繍だ!」といいながら外へ持ち出したり、
大人たちの飲み会の席でも片時も手放さなかったり、
みんなで晩ご飯を食べながらまた別の子たちに教えたり、
まさに生活の中に刺繍が溶け込んでいる、楽しい時間でした。
















お祭りに向けて、洲本のみなさんは、いまも刺繍を続けています。
なにせみんなで50枚作らないといけないですから!
アーティストの林僚児さん制作のだんじりも、すっかりたぬき仕様に整っているようです。


4/29のお祭りでは、どんな風に仕上がっているのだろう。
しばえもんたぬきが化けた「だんじりたぬき」をみんなで引きながら
洲本の街を練り歩きます。
ぜひ、ご参加ください!




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